2017年12月7日木曜日

院内落語会「第5回ほたる寄席」

先日11月30日(木)、院内にて第5回ほたる寄席が開かれました。

春に引きつづき、桂 福丸さんにお越しいただきました。

 
緋毛氈が魅かれた高座には、見台、膝隠し、座布団そしてめくりが設置されると、ほたる寄席のできあがり!
朝ドラ「わろてんか」を毎朝見ているというご婦人方が一番最初に会場入りされました。
新病棟では、病室からの移動が難しい場合でも、病室で映像がTVのように配信することができるのですが、
車いすをご利用されている方も付き添いのご家族とともに多くお見えになりました。
院長の挨拶や福丸さんの経歴紹介の後、出囃子とともに、福丸さんの登場です。
院内での落語会ゆえ、患者さまや職員の出入りがあり、演者としてやりにくい場にもかかわらず、じっくりと時間をかけた長めのマクラの中に、、ダジャレがそのまま落語になる
ような、
いくつかの小咄をちりばめ、落語特有の基本的な落ち(さげ)や手ぬぐいや扇子を使った所作説明をもさりげなくもりこみつつ、東京マダムと大阪のおばちゃんネタを披露しなが
ら、じっくりと場を暖め、笑いへといざなってくださいました。
 





本演目は、河豚鍋(ふぐなべ)。





病棟のナースから、病棟に帰ってきた患者さんの表情がゆるんでいて、楽しそうに帰ってこられたととの報告や
患者さんからも、落語?っておもっていたけど楽しかった! 初めて聞いた、一番短い落語を覚えてきたと、いろんな感想が届いています。



ほたる寄席にお越しくださった皆さま、中継を見てくださった皆さま、福丸さん そして院内にて寄席開催をささえてくれた職員の皆さま、本当にありがとうございました。

(辻野)

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