さあ、昨年に引き続き、刀根山病院で、2回目となる落語会ーほたる寄席の開催です。
高座には、上方落語らしく、見台、膝隠しがあり、ここが病院内であることを忘れてしまいます。
今年も、林家竹丸師匠にお越しいただきました。
職員さんの中に、竹丸ファンさんが多くおられるのです。
小道具の説明や簡単な落語の「落ち」や「さげ」の種類を聞いたり、休憩をはさみ、小噺や落語、最後には、かっぼれのご披露です。
豊中の刀根山病院のお医者様から感想を頂戴しました。

今日 病院で第2回目の落語会がひらかれました。
落語はテレビなどで拝見することはありますが、生で見る機会は殆
どありません。
参加して感じたことは落語は聞くのではなく、落語を見聞きし、自
分の中の想像力で楽しむものだとわかりました。
想像力を働かせることは竹丸師匠が触れられたように脳の活性化に
繋がることだと言うことを痛感しました。
また、笑いには大笑いからクスッとした笑いまでありますが、どの
ような笑いであれ、その瞬間は入院中であるという非日常(不合 理)な日々から一瞬であれ入院前(病気になる前)の日常生活を取
り戻す一つの手段であることも患者様の笑顔を拝見すると体感出来 ました。
このような機会を作って下さったほたる工房に感謝します。