2021年2月10日水曜日

木津谷文吾 原画&紀行文「旅のスケッチ」展

11月から12月まで、大阪府豊中市の大阪刀根山医療センターにて、木津谷文吾さん(81歳)の原画&紀行文「旅のスケッチ」展を開催しました。


 

木津谷さんは、大阪刀根山医療センターの患者様です。

木津谷さんは、スケッチ以外にも洋画の制作もされます。ご縁があり、昨年、洋画を寄贈していただく機会がありました。その際、『電気評論』にスケッチ画と紀行文の掲載をしておられるとのお話をうかがったことが、今回の展示につながりました。


『電気評論2010.3』より 「世界遺産第1号 アブシンベル宮殿」

木津谷様の作品は、2010年以降、電気総合雑誌 『電気評論』に表紙絵と紀行文として掲載されています。今回の展示は、雑誌に掲載されたものを中心に、木津谷様が訪れた世界各国の風景のスケッチの原画を展示しています。


『電気評論2013.2』より 「黄山」
 

木津谷さんは、小学校の時、クレパスで描いた蒸気機関車の絵が、図工の先生の目に留まり、画業の道に進むことを勧められたのですが、親御さんの反対により断念されたそうです。しかし、その後も独学で試行錯誤しながら描き続け、退職後も絵を楽しんでおられます。



今回の展示している作品、ペンと水彩クレオンによるスケッチ画は、木津谷さんの真骨頂ともいえるものだそうです。

 『電気評論2013.2』より 世界最大の滝「イグアス」


病状の進行により、ご自宅で過ごすことが多くなった今も、「電気公論」への掲載は続けておられます。以前訪れた場所を撮影した写真と記憶から、作品を描き続けておられるそうです。

『電気評論2013.2』より マヤ文明遺跡「チチェンイッツア」





この3点は後半展示替えをしました。




(秋山)












2021年2月3日水曜日

筆文字展

9~10月、豊中市在住の書同研究家、堤恭子さんによる作品展を行いました。
2013年以降、年に1度、時節の書をお借りして展示しています。



NHKの朝ドラで注目を浴びた古関裕而の「ああ栄冠は君に輝く」より。




先の見通しがつかず、不安もありますが、『もう1歩 もう1歩』と一日一日を大切に過ごしていきたいですね。


大人から子どもまで人気のある「パプリカ」より。










2013年以降毎年ギャラリー展示と合わせて、病棟内での「筆文字ワークショップ」行ってきましたが、今回は新型コロナウィルスの感染予防対策のため、開催を取り止めました。
状況が落ち着き、再び「喜色満面」でワークショップが開催できることを願っています。



(秋山)




2020年10月14日水曜日

参加型展示「花火展2020」

 
 
 
 

 


7月中旬から8月末にかけて、参加型展示「花火展」を開催しました。
2013年以降、ほぼ毎年行っており、今年で7回目となります。
 
 
 
 
夜空に見立てた模造紙に、花火の下絵を描いたものをギャラリーに展示し、そこに、通りかかった方が、カラフルな丸シールを貼ったり、ポスカで書き込みをしたり、「花火を打ち上げていこう!」という企画です。
 
 
 

1カ月をかけて、次第に花火が出来上がってきましたよ。

 

 

 

 

今年は新型コロナウィルスの感染予防対策として、入院病棟での面会を禁止していたため、例年に比べ、ギャラリーを通る方も少なくなりました。

 

とはいえ、様々なイベントが自粛されている中、今年もいつものように、この花火展を開催できたこと、皆様の参加により作品が出来上がったことをとても嬉しく思います。

 

 

 

 

(秋山)

 

 

 

 

 

 

 

 


 
 
 
 

写真展(前半)「日本の四季」  ペンネーム:でんでん虫さん

 大阪府豊中市にある大阪刀根山医療センターにて、ペンネーム:でんでん虫さんによる写真展を行いました。


でんでん虫さんは、この病院の患者様です。
昨年の展示に引き続き、今年も展示をお願いしました。


途中で展示替えをしながら、6月上旬~7月上旬「日本の四季」、7月上旬~7月末「鳥の写真」の2つの展示を行いました。

日本各地の春夏秋冬の季節の風景を写真に収められています。







出品者のご厚意により、希望される方に写真をお渡しできるとお知らせしたところ、数名の方から希望がありました。

写真を希望された方の中には、「昔、訪れたことがある場所の風景を思い出し、懐かしくなり希望したした」という方もおられました。


写真は展示終了後、出品者のでんでん虫さんが、新たに現像してくださったものを希望者にお渡ししました。
でんでん虫さん、ありがとうございました。

作品を通して、作品を展示する側と、作品を楽しむ側が交流できる貴重な機会となりました。



(秋山)


 











2020年7月1日水曜日

灰掛博絵画&大崎裕久さをり織展「パワフルパワーで負けへんで!」

5月半ばから、大阪刀根山医療センター内、院内ギャラリーにて、灰掛博さんのアクリル絵画と大崎裕久さんのさをり織タピストリートの展示を行っております。





灰掛さんは、この病院の患者様です。
今回の展示は、当院に入院しておられた灰掛博さんから絵のお話をうかがったことをきっかけに依頼しました。絵画展開催を快諾いただいた後、灰掛さんが関わっておられる『さをり織』との展示について提案いただき、灰掛さんの作品とさをり織のコラボ展示となりました。

灰掛さんは、大学時代から絵を描き、農業と絵画とさをり織の講師の半農半芸を40年以上続けてこられたそうです。2年前からALS(筋萎縮側索硬化症)を発症し、現在、闘病されています。


灰掛さんの絵画の描き方は独特で、様々な絵の具を画面に飛び散らせ、そこから見えてきたものを絵にするそうです。


さをり織を制作した大崎さんは、中学時代にさをり織に出会ったそうです。豊中支援学校卒業後、さをり織作家として活動されています。
小さいころから手芸や細かい作業が好きだった大崎さんは、緻密で繊細な織り地と色使いで制作を続けておられるそうです。



展示を開始した5月中旬は、非常事態宣言下で入院病棟での面会が禁止されていた時期。院内でも感染防止に細心の注意が払われ、張り詰めた空気がある状況でした。

そんな中、灰掛さんの自由な発想からのびのびと描かれた作品と、大崎さんの緻密な模様の中に温かみのあるさをり織の展示が始まり、院内の張り詰めた空気を軽くし、ほぐしてくれる・・・そんな気がしました。


灰掛さんは、さをり織作品展示の指導もされていたということで、今回の展示に参加の話も出ていたのですが、体調の具合で展示作業はお休みされました。
今回は、灰掛さんの娘さんご夫婦と、さをり織教室の金野さんに手伝っていただき行いました。
ありがとうございました。

(秋山)


2020年6月30日火曜日

第9回総会は書面総会にて開催

 時下、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
いつもNPOほたる工房の活動を一方ならぬお力添えを預かり、誠にありがとうございます。

今年度の総会は、6月29日(日)13:00~、生田神社会館(武庫の間)にて開催を予定しておりましたが、新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点から、例年の形での開催は取りやめ、「書面総会」にて開催いたしました。

会員の皆様のご理解とご協力に感謝申し上げます。


また、例年、総会と同時に開催しておりましたコンサート&落語会の開催も取り止め、会員の皆様に楽しいひと時をお届することができませんでしたので、会員の皆へのお楽しみとして、ほたる工房総会にも出演いただいた方々の活動をご紹介したいと思います。



(1)レゾナンシア(バイオリン・宮崎裕梨とギター・井筒将太のアンサンブル)さんの神戸市のアーティスト動画をご紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=thrFfPAbkew、

レゾナンシア
左:宮崎裕梨さん(ヴァイオリン)、右:井筒将太さん(ギター)




(2)桂 福丸さん 
8月1日開催予定の寄席から、1席をおうちでもみれるアーカイブ落語をお届けします。
8月2日以降、会員の皆さまには、メールアドレス宛にて、そのアーカイブ落語アドレスをご連絡します。

それまでは、同じく神戸市のアーチィスト動画にupされた桂福丸さんの動画をお楽しみください。https://www.youtube.com/watch?v=BdQyrFiEv5U

桂福丸さん
(2017年ほたる寄席の様子 現・大阪刀根山医療センターにて)

 

ほたる工房は、レゾナンシアさんをはじめ、多様なアーティストさんとご縁があります。会員様のご希望があれば、小規模の施設や集りにも、コンサートの内容(演奏時間、出演人数、出演料など)を縮小コンパクトにして対応できます。
お気軽にお声かけ頂ければ幸いです。

最後になりましたが、皆さまのご健勝とご自愛をお祈り申し上げます。


特定非営利活動法人 ほたる工房
理事長(医師) 中川 勝



塩見正明「フランス風景」絵画展

4月下旬~6月中旬、大阪刀根山医療センターにて、塩見正明さんの絵画展「フランスの風景」(前半・後半)を開催しました。

塩見さんは、大阪刀根山医療センターの元患者さまです。2016年、2018年にも展示をしていただきましたので、今回で3回目の展示となります。

前半・後半に分け、12作品をお借りし、展示しました。


「モン・サン・ミッシェル」

塩見さんは、10数年前から、パリを中心にフランス各地を回っておられます。
その時に絵の題材を得て、制作活動をしておられます。


「Hont(オン) Fleur(フルール)」
(ノルマンディ地方)
2019.6

オンフルール(パリの北西180kmにある港町):
パリから直通の列車で行くことはできません。ル・アーブル経由で行きます。パリ~ル・アーブルは、列車TGV、ルアーブルからはバスです。
年間を通じて、観光客が多い港町です。ここもレストラン、カフェ、お土産ショップがものすごい数あります。岩ガキ、ムール貝、フリット、白ワインのランチで12~14€(ユーロ)です。


☝作品のキャプションの原稿は、塩見さんが書いてくださっています。
実際に現地を訪れた時の様子なども記載されているので、旅先の雰囲気が伝わってきますね。


キャンバスの周りの額は、塩見さんが手作りされています。倒木を切りだし、ヤスリをかけ、塗料を塗って仕上げてあります。

近くで見ると、木のぬくもり、手作りの温かさを感じることができます。
絵だけでなく、額も合わせて、ご覧になってくださいね。





さて、展示替え後、後半の作品。

「教会へ向かう旅人」
(ボニュー / 南仏リュベロン地方)
「ボニュー」って、どこ?」・・・と思った方、塩見さん特製の地図をご覧ください。

ボニューは、南仏マルセイユの少し北の辺りなんですね。


「Bar(バル) Jesus(ジーザス) Paradis(パラダイス)」
(パリ)
2019.7

「ジーザス・パラダイス」:
パリ10区にある、いわばバル居酒屋です。ここのオーナー(結構老人)の人柄がいいのと、立地が抜群に良いのが相まって、開店時間からいつも満席状態です。絵のようにほとんどの客は外の席で飲んでしゃべってという状況です(雨の日は、さすがに中かな?)。以前から『行きたいな』と思っていて、2019年6月末にやっと行けました。
お店の中で注文・支払い、食べ物を受け取り、自分で外の席に持っていって座る、というスタイルです。安く、旨く、雰囲気のいい、いいバルです。
アパートから近く自転車で5分の距離です。









「はね橋」
(アルル / 南仏)


アルルの「はね橋」:
ゴッホが描いた、あのはね橋です。ゴッホが描いたはね橋は、今はもうありません。これは架け替えられた橋です。観光用のものです。背景も周辺の風景も変わっています。洗濯できるような川辺に見当たりません。アルルの街から車で12~3分で行ける距離です。「ラングロワの橋」という名称です。
ゴッホは徒歩でキャンバスや絵の具や筆を背負って、アルルの街をあちこち回ったようです。アルルは、南仏の空の色と旧市街の趣深い街です。


フランスへ行ったことがある方も、行ったことがない方も、しばしの間、フランスの雰囲気をお楽しみいただければと思います。

(秋山)

さくら展2020

2020年3月中旬~4月、毎年恒例のさくら展を今年も開催しました。
2012年以降、毎年開催で、今年は8回目となります。


参加方法(遊び方)は、簡単です。
桜の付箋を展示してある模造紙に貼っていくだけ。
もしメッセージなど書きたい方は、付箋に書いてください。

約1か月間で、患者様・ご家族、病院職員で、桜の花を咲かせましょう!という企画です。



今年は、新型コロナウィルスの感染防止対策のため、入院患者様への面会禁止期間中の展示となりました。

例年と比べると、さくらの咲き具合は、少ないですが、自粛生活真っ只中の今だからこそ、「院内に桜を咲かせたい」、「すこしでも楽しんでほしい」と展示をしました。



今年の背景は、延期となった東京オリンピックと、今年の干支「子」にちなんだものです。柔道にフェンシング、新体操、テニスなど・・・、かわいいネズミさん達が生き生きと競技している様子もお楽しみください。

(秋山)