4月下旬から6月中旬まで、大阪刀根山医療センターの院内ギャラリーにて、川上裕己さん(19歳)の絵画展を行っています。
川上さんは、大阪刀根山医療センターの患者様です。
2歳の時に筋ジストロフィーの診断を受けて以来、この通院をしておられる方です。
今回の展示は、2019年、2021年に続き、3回目の展示となります。
川上さん特有の緻密で繊細な作品をお借りして展示しております。
「雨つぶ、きらり」
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左下部分を拡大すると・・・・
川上さんは、実際の風景や写真を描くのではなく、イメージの中の映像を描いておられるそうです。
「羽ふるわせて青空へ」
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この作品は今夏の筋学会、筋ジストロフィー医療研究会合同学術集会のポスターのために描かれたものです。
ここで、川上裕己さんの制作の様子をご紹介します。
筋力低下が進んできているため、軽量ペンや、芯の柔らかい水彩色鉛筆を使用し、画用紙を動かすなど工夫しながら絵を描いているそうです。
展示と合わせて、制作の様子も紹介させていただきました。
今回の展示は、6月中旬までです。
皆様、ぜひ間近でご覧になって、お楽しみください。
(秋山)
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