大阪府豊中市にある大阪刀根山医療センターの院内ギャラリーにて、Echanchaunさんの作品展を行いました。
Echanchaunさんは、当院に通院される患者様です。
昨年、ご病気の診断を受けた後、秋~冬にかけて、長い間、入院されていました。Echanchaunさんにとっては、初めての入院生活。 その間、『どのように過ごされていたのか』を垣間見ることができる展示となっています。
今回、展示している作品は、Echanchaunさんのインスタグラムに投稿されているものです。
ご興味のある方は、ご覧になってください。
インスタグラムへのURL:
https://www.instagram.com/echanchaun/
病院敷地内で撮影された写真です。
これらの写真は、どこで撮影されたんでしょうか?
撮影場所は、この地図で紹介しています。
これもEchanchaunさんのお手製です。
このバナナ、実は朝ごはん(病院食)のバナナ。
『針でつついて、バナナート』だそうです。
今回の作品展のタイトルは、「なに、しよっかな・・・?」。
入院の度に「なに、しよっかな・・・?」と、
油性マジック、紙コップ、筆ペン、和紙・・・
入院中も楽しく過ごすために、
いろいろ持ち込んでおられたそうです。
「鳥獣戯画で遊ぶ」シリーズ
こちらは売店で購入した筆ペンで、給食の献立表や検査結果票の裏に書いたものです。
透明ファイルに入れてあるので、裏返すと、裏紙だと分かるようになっています。
こちらは、刀根山のヤギシリーズ。
病院に、なぜヤギ?
と思われるかもしれませんね。
実は、大阪刀根山医療センターでは、昨年から敷地内の除草のお手伝いをしてくれるヤギを2頭、放牧しているんです。
お散歩ついでに、ヤギたちに会うことを楽しみにしている方もおられました。
ヤギの様子は新聞でも紹介されたので、患者様・ご家族のみならず、地域の方もヤギの様子を見に足を運ばれていたようです。
このマトリョシカの中にもヤギがいますよ。
Dr.の横。いますね~
このヤギさんが一番小さいパーツなので、マトリョシカの一番中心にに入ります。
こちらもヤギ。かぶれます。
作:Echanchaunさん
こちらは、「筆ペンで遊ぶ」シリーズ。
初めての入院の時、病院の売店で購入した筆ペンを使って書いたそうです。
この作品は、インスタグラムで動画が見れます。
コマドリしたパーツが動画になって動き出しますよ。
今回の展示では、
患者さまだけでなく、職員からの反響が大きかったです。
職員からの感想の中には、「癒される」というコメントが多いように思いました。
作品見てふと気持ちが和んだり、作品からパワーをもらったり・・・
そういうことができたからではないかと思います。
この度展示に協力してくださったEchanchaunさん、ありがとうございました。