山本真由さんの写真展「しののめ」を開催しました。
紫陽花(あじさい)のつぼみが少しずつ膨らみ、花となり、枯れ、そしてまた新たに芽吹く。その様子を撮影したモノクロ12枚の連作です。
しののめ=東雲。日本の古語で闇から光へと移行する夜明け前に茜色に染まる空のことを意味します。
約半年の間、毎回、空が白みはじめてから9時ごろまでに撮影したものだそうです。
山本さんは、朝の光の中で撮影するのが好きだそうです。
山本さん曰く「この時間帯は、始まりと終わりが混在するところ。」
丸い輪でいうと、ちょうど端と端が重なるところだそうです。
命の営みを凝縮したような作品になっていると思います。
3年前のかわいらしい野菜の写真とは一味違う作品となっています。
どうぞお楽しみください。
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