大阪府豊中市にある大阪刀根山医療センター内のギャラリーにて、奥村勝さんの絵画展「画集」を開催しております。
↑「桜の老木」
かつて当院の裏門付近にあった桜の木です。
今回の絵画展のメインとして飾られています。
苔むしどっしりとした幹が力強く、しかし穏やかに佇んでいる様子描かれています。
老木が重ねてきた年月を感じることができる作品となっています。
↑左「千里川上流」、左「大阪城と梅林」
今回の展示では、見慣れた地元の風景を描いた作品が多く展示されています。
奥村さんは、元・当院患者様です。入院中、病室でスケッチをしておられたところを病棟スタッフがお見掛けしたのをきっかけに今回の展示に繋がりました。
奥村さんは、現在84歳。63歳で退職後、地域の公民館の水彩画講座を受講したことをきっかけに絵を描かれるようになったそうです。
今回の展示は、約20年の間に制作した作品の中から、選りすぐりをお借りし、前期・後期の二期に分けて展示しています。
日本美術家連盟会員であり、作品を東京・新国立美術館で展示したこともあるそうです。
水彩画も2点展示しました。油絵とは違う味わいがありますね。
さてここからは、展示後半で差し替えた作品をご紹介します。
重厚な油絵作品を見ていると、病院に居ながらにして、美術館にいるような気分にになり、楽しませてもらっています。
この展示は、8月末までです。
コロナ以前であれば、地域の方にも見に来ていただけたのですが、今は難しいの状況です。ブログ上ではありますが、奥村さんの作品を楽しんでいただければと思います。
(秋山)
0 件のコメント:
コメントを投稿