11月から12月まで、大阪府豊中市の大阪刀根山医療センターにて、木津谷文吾さん(81歳)の原画&紀行文「旅のスケッチ」展を開催しました。
木津谷さんは、大阪刀根山医療センターの患者様です。
木津谷さんは、スケッチ以外にも洋画の制作もされます。ご縁があり、昨年、洋画を寄贈していただく機会がありました。その際、『電気評論』にスケッチ画と紀行文の掲載をしておられるとのお話をうかがったことが、今回の展示につながりました。
『電気評論2010.3』より 「世界遺産第1号 アブシンベル宮殿」
木津谷様の作品は、2010年以降、電気総合雑誌 『電気評論』に表紙絵と紀行文として掲載されています。今回の展示は、雑誌に掲載されたものを中心に、木津谷様が訪れた世界各国の風景のスケッチの原画を展示しています。
『電気評論2013.2』より 「黄山」
木津谷さんは、小学校の時、クレパスで描いた蒸気機関車の絵が、図工の先生の目に留まり、画業の道に進むことを勧められたのですが、親御さんの反対により断念されたそうです。しかし、その後も独学で試行錯誤しながら描き続け、退職後も絵を楽しんでおられます。
今回の展示している作品、ペンと水彩クレオンによるスケッチ画は、木津谷さんの真骨頂ともいえるものだそうです。
『電気評論2013.2』より 世界最大の滝「イグアス」
病状の進行により、ご自宅で過ごすことが多くなった今も、「電気公論」への掲載は続けておられます。以前訪れた場所を撮影した写真と記憶から、作品を描き続けておられるそうです。
この3点は後半展示替えをしました。
(秋山)
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